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少しずつ 優しさ集めたら
ほら 勇気の花が咲く
そのままでいいよ
焦ることないよ
この気持ちで包みこむから
WE WILL MAKE YOU SMILE
今日までの 涙を拭ったら
ほら 勇気の花が咲く
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<SADISTIC LOVE> や
<RIGHT NOW> の 濃厚なKAT-TUNが 大好き
<WHITE> や <PERFECT>の 爽やかKAT-TUNも 素敵だけど
この<Yuuki no Hana >のKAT-TUNは また 一味違う
サプリのテーマ曲の <YOU>を聴いたとき
<REAL FACE>と全く違う曲調を歌う彼らに驚いた
そのときは KAT-TUNというグループに興味を持っていなかったけど
この曲を CDショップで探しまわったの
まさか CDになってないなんて 知らなくて
なんて 幅の広い曲を歌うグループなんだろう
そう思った
<勇気の花>は 私の中では <YOU>に繋がるものがある
メロディの美しさ
守りたい気持ち と 切なさ
守ってもらうなら
優等生より やっぱり
ちょっと 不良っぽい男の子がいいな
・・・・<妄想>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
金髪
ピアス
バイク
タバコ
そして とりまきの綺麗な女の子たち
普段は近づきがたい 悪そうな仲間
その中でも ひときわ機嫌悪そうな男の子
するどくあがった細い眉 切れ長の瞳
少し曲がった口
彼は いつもグループの中心にいる
絶対 目を合わせられない
絶対 近づけない
彼が そばを通るときは 目を伏せる
彼に見つめられたら
心臓が止まってしまいそう
怖いから?
それだけではないどきどきの理由には
気づかない振りをしている
誰にも言えない
言いたくない
そんな思いで
放課後 ひとり 非常階段に座っていた
いきなり
煙草の匂いと甘い香りが混じる
「泣くなよ」
強制的にも思える ぶっきらぼうな言葉
気づかないうちに 泣いていたんだ
驚いて 隣を見た
「笑ってる お前を・・・ 見ていたいから・・・」
小さな低い声で
ぼそっと つぶやいて
前を向いたまま
雪が降り出した
彼の髪についた雪の結晶は
花びらのように見えた
肩に降りかかる雪は
ちっとも 冷たく思わなかった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<サディ・ラブ>が 似合う彼らだから
<ライ・ナウ> が ぴったりな彼らにこそ
<勇気の花>を歌って欲しい
重なるメロディ
甘く 切なく 透き通る声
コブクロやその他
歌唱力を誇る人たちとはもちろん比べらないけど
彼らの歌声には 魂を揺さぶるものがある
歌番組で 歌う機会はないのかなぁ
できうるかぎりの悪そうなグループさながらの衣装で
だけども
透明感 そのものの横顔で
歌う姿を見てみたい
美しいピアノの響きが
雪を連想させる
時期はずれかもしれないけど
降る雪をバックに
非常階段のセットに 座って歌う彼らを見てみたい
そして 何より
隣に座る彼らをずっと待っている人たちに
彼らの声を届けてほしい
