着物を着て帰って来た日のこと
「あぁ疲れた」
帯をほどこうとしたけど
哀しいことに
〇十肩の影響か
背中に手が届かない
「ねぇ ねぇ 帯がキツイの
解けないわ
ちょっと 手伝ってよ」
「ええっ 面倒くさいなぁ」
夫が 厭そうに腰を上げる
マジで鬱陶しそうな様子に
少しからかってみたくなる
「『あれ~ おやめになって お代官様・・・
くるくるくる・・・・』
なぁんての 世間では 結構 好きな人いるらしいんだけど
(彼のことです 笑)
どう?」
「えぇ~ 俺は 無理!」
全く興味なさそうに帯に手をかけながら
きっぱり 夫
ちぇっ!
なあんだ つまんない (笑)
そうだった
夫は 女性の着物姿が嫌い
夫の言い分はこうなの
「着物って身体の線が出ないから
どんな体型か分からない
あれは 柄で着るもので
誰が着ても同じで 魅力的じゃない」
そりゃそうかもしれないけど
日本男児としてどうなの?
伝統はどうなった?(笑)
夫の好きなタイプは
米倉涼子さん
(今のタイミングで この名前を聞くのは
ちょっと微妙な感じだけど 笑)
そして 杉本彩姉さん
アンジェリーナ ジョリー
そうなの
夫は 女性の美しい筋肉が好きなの(笑)
最近は
空手家の宇佐美里香さんが お気に入り
「綺麗やろ
こんな風になって欲しいわ」
何度も何度も 動画を見せられ
毎日のように言われる
確かに 私には筋肉がないわよ
骨の上に少し緩んだ皮が張り付いているだけよ(笑)
首なんて トリガラみたいかもしれない・・・(笑)
おまけに
筋肉がないから寒い
寒いから 動かない
動かないから 筋肉がつかない
もう これは 悪魔の循環!
そんな私に
「俺の筋肉を見てみろ」
夫は 自慢そうにお腹を見せる
確かに私よりは硬い肉が付いてはいるけれど
でも それは いささか肉の分量が多すぎない?
それって 百歩を譲っても 筋肉もどき(笑)
そして 全く割れてる様子はない
私が そう指摘すると
「ほら ここ見てみろ」
指さしたところには 皺のようなものが・・・(笑)
あぁ
まぁ 私より上のレベルだということは認めてあげるわ
私の好きな筋肉は
MAQUIA 106ページの彼
私的には
彼の自慢の豆〇〇は 見えない方がいいの
試しに その辺りに手を置いてみて
そうでしょ! これって 完璧!
陰影だけで 表される薄い筋肉
それは上から付け足したものでなく
無駄を切り落として姿をなした肉体の線
手をかざせば 質感さえ感じられる
陶器のようななめらかさ
ひんやりした彼の肌の体温
<男性であること>を押しつけてはこない
けれども
男のしての強さは 十分主張している
ただ身体を鍛えるのではなく
精神を研ぎ澄まして
内面から鍛え上げて初めて作りあげられた彼の肉体
彫刻のように美しい
107ページ 左端のショットもいい
自分の心の中を覗き込んでいるような
うつむいた顔
肉体と精神が向かい合っているようにも見える
筋肉って
その人の生き方を表しているのね
やっぱり 女でも男でも
美しい筋肉ってドラマを感じるわ
私たち夫婦 筋肉フェチかしら(笑)
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女性って
外的な肉体の強さで命令されたくない
身体の内面に潜んだ抗い難い力でこそ
征服されたいものでしょ?
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久々のエントリがこれ?って(笑)
仕事が忙し過ぎて 思考能力を失った頭
胸の中が痒くなるような変な咳に悩まされた身体には
こんなサプリが一番
こんなときは
少し刺激が強いくらいじゃないと 効かないものね(笑)

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