シルバーウィークも終わりです
連休中 例によって温泉に行ってきました
娘がお留守番だったので 日帰り強行軍
往復とも25キロの渋滞
朝 7時に出て 夜中2時に帰ってきました
癒されに行ったのか・・・
疲れに行ったのか・・・
しかし 全行程 夫の運転なので 感謝 感謝
8月の末
伊豆の温泉に 娘と3人で泊まりに行ったけれど
温泉に凝っている夫には 何やらお気に召さなかったようで
今回は 奥飛騨温泉郷<平湯温泉>に行きたいとの強い希望です
神の湯
平湯の湯
ひらゆの森
3つの温泉を 次々 はしごして
10年以上前に 家族でキャンプで来たときとは
すっかり変わっていました
便利で綺麗になってはいたけど
ひなびた趣を失ったようで 少し淋しかったです
神の湯は
夜中に4歳の娘と二人きりで山の奥の湯に浸かって
生きた心地がしなかったの
怖くて 怖くて
今回は昼間だし
シルバーウィークで いっぱいの人で
同じところだとは思えなかった
ここは<仕返しの湯>とも言われていて
女湯の方が山の上にあって
男湯を覗けるそうです
もちろん
誰もそんなことしようとする人はいませんでしたけど(笑)
温泉に浸かっていると
隣に 3ヶ月ぐらいの男の赤ちゃんを抱いたお母さんが入ってきたの
その人の顔は 穏やかで静かな満足感で溢れていた
「なんて 美しいんだろう」
大切な命をいだいて 希望に満ちて キラキラ輝いて・・・
私も かつて 娘たちを胸に抱いていたとき
こんな顔をしていたのだろうか
「この命を大切にしたい」
あのときの気持ちは 今も 同じ・・・
なぜだか そのとき
お母さんにいだかれていただろう<彼>の顔も
頭に浮かんできました
今頃 舞台の上で 自分と闘っているだろう<彼>
きっと 深い愛で守られてきたんだろうな
こんな愛くるしい赤ちゃんだったんだろうな
そして そのとき
もう一つ 気付いたの
私も 母にこうして守られてここまで来たんだ
もう若くないなんて
未来が もう 見えないなんて
諦めている場合じゃないわ(笑)
どんな命にも明日はあるもの
若い命も もう若くはない命も(笑)
明日を待つとき 希望に満ちて輝いている
ふと 気がつくと
少し 離れたところから
私の母くらいの年齢の女性が
その親子連れを 優しい笑顔で見つめていました
生まれ 守られていく命の輝き
なんだか 心が ほっこりして 元気になりました
