<ヤマナデ 1話>
くだらねぇ
人間は 顔じゃないの
中身なのスナコに 自信たっぷりに言い放つ 恭平
そんな 自信たっぷりでいいの?
確かに 小学生でも知ってることだけど
ほんとうにそうなの?
『人は見た目が九割』
何年か前にこんな題名の本が出てた記憶があるんだけど
外面で人を好きになるのは 仕方ないこと
だって
外面は 裏切らないんだもの
昨日まで かっこよかったり綺麗だった人が
今日になってすごく変わるってこと まずない
すごく体重が増えたとか
濃い化粧を取った後のスッピンだとか
髪が急激になくなったとか(ごめんなさい 笑)
そんな変化は例外だけどね
(髪型で すごく変わる人も若干いるけど・・・笑)
じゃぁ 内面は?
ヤマナデ1話の雪女ちゃんは
まさおくんのかっこよさに惹かれたのではなくて
ラーメンを作ってくれる優しさ
いっしょに温かい家庭を作っていこうという
彼の内面を好きになった
なのに・・・
その<内面>だと信じたものが 豹変・・・
人の心
これほど 見えにくいものはないだろう
だったら 外面でとどまっている方が無難
恭平の周りに群がる多くの女性たち
外見を好きになって みんなで騒いでいるだけなら
裏切られることもなく
傷つくこともない
自ら女子に近づくのが怖い草食系男子が登場し
ちっとも告白してこない男子を永遠に待っていらいらしたり
勇気を出して こっちからアタックしたとして
変に戸惑われたり 逃げ腰になられたりして落ち込むより
カッコイイ男の子を 軽い気持ちで
みんなで眺めて楽しみ 騒ぐことで
ストレスを発散する女子軍団が形成されたとしても
ある意味仕方がないとも思える
レストランの女性は 描き方があまりにも下品過ぎたけどね
みんな 否定されることが怖い
傷つくことに臆病になっている
だから 一歩踏み出さない
内面まで踏み込まない
外側でとどまっている方が気が楽だもの
さて では
人はほんとうに外見から好きになるのだろうか?
私が亀梨和也ファンになったいきさつ
(もう何度もここで書いてきたけれどね)
<ごくせん> <野ブタ。>もリアルで欠かせず見ていたのに
彼に 全く 興味をもたなかった
というより 悪い印象すら持っていた
(これも 何度も言いすぎくらい言ってるけど)
外見に対しては
むしろ<嫌い>だったと言った方がいいだろう
(ほんと ごめん 許してね 笑)
それが 変わったのはあるバラエティ番組
彼と司会者とのやりとり
内容は覚えていないのだけど
真面目に受け答えしている姿が今までのイメージと全く異って
私の彼に対する見方を変えた
そして
<サプリ>の勇也を演じる可愛い彼に惹かれた
今 振り返ってみると
竜や修二の方が 勇也よりずっとかっこよかったのに
なぜ 勇也だったんだろう
ドラマの中の役柄に左右されていたとしか思えない
そして
彼にほんとうに<惚れた>と実感したのは
<少年倶楽部>のインタビューを見たときだと思う
事務所に入ってから今までのことをまっすぐな目で語る彼の姿
「こんな人だったんだ」
華やかな姿の後ろに隠された 努力とまっすぐさ
衝撃だった
今 <ごくせん>や<野ブタ。>を見て
あまりにも かっこよすぎて
なぜ あのときはそう思わなかったのか
不思議でしようがない
内面を知って外面の受け取り方が変わることもある
内面 → 外見
そういう構図も成り立つということを身をもって知った
人を理解しようすれば
やっぱり 外・中の両方を知る必要がある
恭平とスナコは <自分の内側>を知ってもらう前に
<外から見る姿>という壁に阻まれている
恭平の場合は
「外だけで十分
彼の中身なんてどうでもいいわ」というような女性たちばかり
流行の玩具のように 一時騒ぐだけで
そのうち 他へ流れていきそうな軽さ
誰も彼の中身を見ようとはしないし
興味すら待たない
彼や彼の周りに迷惑をかけても構わない
だって 彼は自分を楽しませてくれる道具だもの
恭平自身が<くだらない>と言い切ったその外見に
彼自身も深く縛られている
スナコの場合は
「ブス」のひとことで
自分の何もかもを否定された
恭平はカッコイイといわれることで
一見 大事にされてるように見えるけど
内面は必要とされてない
恭平もある意味スナコと同じだ
外見に阻まれる内面
同じ星の下に生まれたのは 恭平とスナコ?
外面の壁を越えて どうやって内面にたどり着くか
人は 外面に
<惹かれ>そして 内面の素晴らしさを知って
<惚れ>さらに
その人の弱さや醜い部分を受け入れることで
それは
<愛>に変わる
人は<愛>を求めているほんとうは 自分で自分を好きになれることが一番だろうけど
なかなかそうはいかない
君が嫌いな 君が好き「それでいいんだよ」
「そんな君が好きだよ」
誰かが そう言ってくれたら 一歩進むことができる
今まで ダメだと思ってた自分も受け止めることができる恭平はスナコを変えることができる?
そして それは 恭平自身の自分の見方を変えていく?
自分が嫌いな 自分から
自分が好きな自分にねぇ 恭平
世間は関係ないのよ
親も関係ない
周りに騒がれる自分が嫌いなら
あんたが好きな自分を探したらドラマ冒頭のこの美音の台詞が
このドラマのテーマとなっている
あなたもこうすればしあわせになれる系の
最近はやりの<しあわせ本>とも名づけられる一連の書物には
『自分を好きになりなさい』というフレーズが
いとも簡単なことのように書かれている
現実には なかなかそうはいかないこのキーワード
自分を好きになることは
自分の弱い部分も 許せるようになること
受け入れられること恭平とスナコを見つめながら
ドラマを観ている私たちも
自分を好きな自分
一緒に探していきたいね
・・・ヤマナデ 彩花の萌えポイントコーナー
・・・(今回 作ってみました 笑)
今回のドラマ
かっこいい恭平が満載!
気楽に楽しみながら見られる
(原作漫画の軽さから考えると
ドラマは内容的に 深みを加えようと
なかなか頑張ってるんじゃないだろうか)
第1話
私の一番お気に入りは
<ホスト 恭平>

今回見せてくれた さまざまな髪型の中で
ホスト恭平 最高だわ
☆ ホスト倶楽部に入るまでの Vサインの笑顔
くねくねちゃらちゃらした歩き方の可愛さ
スカーフ ふわっとなびかせて お得意の華麗なターン

<相棒>で活躍してる水谷豊さんが
萩原健一さんに「兄貴ぃー」とまとわりついてた
『傷だらけの天使』という昔のドラマを思い出した
本当は弱いのに 調子よくて ちゃらちゃらして
兄貴に 子犬のように懐いて 疎まれながらも 可愛がられる
そんな役
ぴったしだと思った
兄貴を守るため 命をすてる弟分
そんな映画はどう?
そんな彼も観てみたい
(ハッピィエンドが好きで 悲しい話は 苦手なんだけどね)
☆ いらつく不機嫌な横顔
「俺さまに 酒作らすなんざ 百億年はやいんだよ」
さっきの可愛さと うって変わってのSっぷり 素敵!

☆ 竜のときは 喧嘩が強いって言いながら
なぜか殴られるシーンばかりだったけど
今回は テンポのよい乱闘シーンで活躍
すばやいパンチ キック
強い恭平さま

☆ うつ伏せの無防備な寝顔

寝起き姿
そして
☆おばけのマーチを渡す 優しい笑顔
「お前ってさ ひとのためなら結構がんばれるじゃんか
だから お前はブスじゃねぇ」と
「はやくレデイになりやがれ」のツンデレ攻撃

そして そして 最後は
☆スナコから貰った骸骨を
「こんなものいらないつうの」とベッドの上での
またまた 柔らかな笑顔と 最後のアップ

最強のツンデレ ドラマだね
次回は どんな萌えポイントが出てくるのか 楽しみ

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