少年倶楽部 プレミアムの
リピートが止まりせん
実は私
隙あらば 亀梨君のファンという立場から
逃れようと日々努力しているのです(笑)
だって 年齢相応の穏やかな暮らし
考えるときあるよね
なのに
「そうはさせないよ」
いつも 彼は 絶妙なタイミングで私を捕まえに来るの
少クラ <REAL FACE > <愛について>
2曲が 私を虜にして 離しません
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スガさんとのセッション
REAL FACE
スタジオ入りする彼
ふわっとした髪と
サングラスが いかにも<俺 亀梨!>
甘い香りが TVの外にまで流れてくるよう
私 基本
歌うときのサングラスは好きじゃない
髪もサラサラストレートが好みなの
だけど 今日の彼は 美しすぎる
下手をしたら 生意気な奴と思われそうな
オーラ全開で彼は入ってきた
けれども その日の彼を見て生意気だと思った人は
誰もいないにちがいない
そんなことを考える隙を与えないほど
彼は 圧倒的な強い光を放っていたから
スガさんの隣で 全く物怖じした様子もなく
ゆっくり腰を揺らしながら
曲の世界に入っていく彼の表情
おそらくスタジオのスタッフのほとんどが彼より年上だろうし
尊敬するスガさんの隣で歌うというシチュエーションの中で
普段の彼なら 礼儀を重んじて 謙虚な態度でいるにちがいない
でも このときの彼は
<THE・亀梨和也>だった
そして そのスイッチを入れたのは
彼自身だ
スガさんが書いてくださった歌詞であっても
歌うそのときは
<俺の曲>だというまっすぐな気持ち
先輩であっても
ステージの上に立つときは
あえて対等であろうとする 仕事にかける思い
堂々と歌う姿を間近に見ることは
曲を提供した者にとって 大きな喜びになるだろう
伸びやかな声
感情のすべてを込め 自ら曲に陶酔する姿は
長い時間をかけて書き直し 彼らのために
歌詞を書いてくださったスガさんを
きっと満足させたにちがいない
赤と青の照明は
彼をいつもの彼とは 別人に見せていた
曲の間
私の身体の機能は麻痺したように
動きを停止し
たったひとつ残った 感覚という働きだけが
彼を感じることに 集中していた
曲が終わって
私の全身の細胞は 息を吹き返したように
動き始めた
それは 以前よりも動きを増し
まるで 生まれ変わったようだった
やっぱり
亀梨和也は わたしのカンフル剤
強力なサプリだ
そうとはわかっていて
無駄だと知りながら
私は 彼から逃げようとする
そして それを見透かしているかのように
彼は 私を捕まえにくる
そして また 私は逃げようともがく
和也君
どんなにもがいても
私を 捕まえていてね
絶対絶対 逃がさないでね(笑)
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愛について
スガさんの曲なのに
彼の曲のように感じてしまう
歌わせていただくという姿勢を大切にしながら
「今だけは 僕の曲と思って歌っていいですか」
と言う風な 控えめなアプローチをとる
けれど 歌うとなると
結局は 自分のものにしてしまっている
スガさんの歌声からは
若い2人の 未熟であることの切なさを
受け取った
彼が歌うと その切なさには
また違うイメージ
2人が一緒に暮らせない なにかの大人の事情
彼の甘い声が 切なさにかすかな色を加える
キャンドルの黄色い光は暖かい
陽だまりの中に私はいた
そして その切ない甘さを堪能する
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REAL FACE
愛について
この2曲を歌った人が 同じ人とは思えない
でも
彼は 彼が歌う曲を自分のものにしてしまう
<俺の曲>だとまっすぐ主張するときも
「歌わせてもらっていいですか」と
控えめに 曲との距離をとるときも
そのときどきに 変えてはいるけれど
いずれにせよ
彼が歌ったそのとき
その曲は <彼の曲>になっている
福山さんの Squall
Mr.Children 終わりなき旅
いつか
<彼の曲>として 聴いてみたい
