野ブタ。をプロデュース 8話 9話
本当だから 信じる
信じるから 本当になる裏表のように見えて 大きく隔たる2つの違い
自分の心を大切にするのか
それとも 客観的な事実が大事なのか
でも 事実って 誰が証明するの?
誰も見ていないとき
証明してくれる人が 誰もいないとき
ドラマの流れから 逸れて
「本当」「信じる」って 言葉にとらわれてしまいました
「本当?」
って 改めて聞かれると
確信が持てないことが 結構あるような気がする
「好き」
そんな 言葉でさえ
言われた方はもちろん
言った方だって
「ほんとに 本当?」なんて聞かれたら
確信が持てなくなってしまいそう
本当って 何だろう
「~した」 「~しない」
なんて 単純なことは はっきりしているけど
心の中の奥底にあること
まだ 迷っていること
自分でさえ 本当なのか分からないこと
ほんとかどうか どうやって決めればいいの?
信じたいことを 信じればいい
ほんとうかどうかなんて 誰にも判らない
ほんとか どうかは 信じようとする人の心の中にある
言葉や態度を信じるんじゃなく
それを信じてる自分の心を信じられるかどうか
最後は そこにたどり着く
夢だって同じこと
その夢がかなうかどうかが大切じゃない
夢はかなうと信じられる自分がいるかどうかが 大事なんだ
「本当」「信じる」
自分で答えを出すべきこと・・・
自分の中に 自分の答えはある
野ブタ。8話
一番好きで 一番辛い回です
ここから 亀梨君の本領発揮というドラマ展開
心に闇を抱えた人物を演じるときの彼の演技
「俺にさ 今後一切 話しかけんじゃないぞ」
「もう言葉は通じねえんだよ もう俺の言葉は 誰にも届かない」彼の表情
あの瞳
やっぱり 役者亀梨和也
あの目が 心に刺さる
何かを告げようとしてつぐんだままの曲がった唇を
見つめてしまう
目の淵がぼやけて 目の輪郭が揺れている
悲しすぎるときって 不思議と涙が出ないってことありませんか
泣けないほど 苦しいってことありませんか
涙で 感情を押し流すことができれば まだ 幾分楽になる
でも 涙が 出てこない
泣くことすらできない絶望
吐き出すことさえできない悲しみ
彼の目に実際には流れていない涙が
見えるようで
自分が涙を流していることに気付いた
彼に代わって泣けるなら どれほど救われるだろう
その悲しみをたたえたあの瞳
あの目が見たい
でも 心が苦しくなって
あまりに切なすぎて直視できない
矛盾に苦しむ8話なのです
誰にも信じてもらえない寂しさ用意周到に築いてきたはずの人間関係
上手く乗りきっていくために
人気者でい続けるために
誰からもよく思われるために
今まで必死で守ってきたものは こんなに脆く崩れるものだったのか
本気で向かい合わない限り
確かなものは育たない
いくら見た目を綺麗に整えてみたところで
初めてできた友だちが自分を裏切っていることに気付かせたくない
一度開いた野ブタの心を閉じさせたくない
ボロボロになった自分のことより
野ブタを守ろうとする修二
修二と野ブタの写真をあおいに見せられても
「修二と野ブタが一番 自分は二番だ」と言い切れる彰
「信じればどんなことも解決できる
一緒に信じてください」
マジックで3人の絆を見せてくれる野ブタ。
「誰にも信じてもらえなくていい
ただ こいつらにだけには 信じてもらいたい
今もこの先も ずっと・・・」本気でぶつかりながら 作ってきた関係は 壊れない
何かにつぶされようとするほど
余計に強く繋がる
あおいもそんな関係が 羨ましかったんだろうね
覚えててほしい
嫌な思い出でもいいから 私のこと覚えててほしい誰かの特別な人になりたい
誰かに 大切に思われたい
でも それがだめなら
嫌われたり 憎まれたりというマイナスの印象でもいい
誰からも忘れられた存在でいるよりは
野ブタへの嫌がらせは
自分の存在を残したいという 曲がった一縷の望み
分かってあげたいけど 悲しすぎるよね
でも 彰が言うように
人は 試すものじゃない
人との関係は育てていくもの
作り上げるもの
ぶつかったり 傷ついたりしながらも
誰かに近づいてほしかったら 自分から近づかなきゃ
誰かに優しくしてほしかったら 自分から優しくしなきゃ
好きになってほしければ 自分が相手を好きにならなくっちゃ
それで 自分が 傷つくとしても 拒否されたとしても
待ってたり 試したりでは
あなたの望むものは得られない
ぶつかって 自分を投げ出して得られるもの
「今回だけ (頼みを)聞いてほしい」
「自分の言葉が みんなに届いてないと思うと死ぬほどこわいです」
野ブタを学校に来させるため
カメラで撮ることをみんなに認めてもらおうとする修二の姿
「届いてるよ」かっこいいとか 悪いとか
どう見えるかとか どう思われるかとか
そんなこと とっぱらった修二の 心からの声
心の声は 心に届く
みんなとの 新しい関係も ここから 始まる
どん底に落ちても人生は終わらない
それでも 生きていかなきゃならない
生きていれば 最悪の日もあれば 最高の日もある毎日 笑って過ごせたらいいよね
転ばなくて 怪我もかすり傷もなく
前へまっすぐ進めれば幸せだよね
でも ほんとにそうなのかな
悲しい日があるから 楽しい日が 楽しく感じられる
傷ついたからこそ 人の心の痛みにも敏感になれる
まっすぐ進めなくても つまづいても
一歩ずつ 歩けばいいよね
堕ちても そこに降りてきてくれる友だちがいる
どん底に落ちて初めて 気付くこと
そんなもの あるよね
ほんとのことも そんな中で見えてくるものかもしれないね
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この野ブタの物語は、やっぱり凄く考えさせられるよね
修二みたいな子結構いるかもしれない。
むしろ野ブタや彰のような子探す事の方が難しいんじゃないかな?
だからこそ感情移入できる気がするな。
彩花さんはよく考えるタイプか~ロダンか?
読んでるともう一度見たくなってしまう位、文章の表現力豊なんだもん!
褒め過ぎじゃないから~絶対(*^_^*)
仙台コン駄目だったの~(T_T)/~~~