今朝 10時過ぎ 宅急便が来ました
そうそう 今日は 父の日でしたよね
関東で一人暮らしをしている娘からの小包でした
中には 割れないようにぐるぐる巻きになったワインが入っていて
母の日には お金がなかったから 母の日と兼ねて
夫と私 二人に ワインをと書かれていました
そして 妹の誕生日が5月だったけど
やっと 最近 バイトのお給料が出たからと
ペンダントの入った包みもありました
若い女の子に人気のブランドで
けっして安くはないだろうものだということがわかります
「見ちゃったら いいものがあげたくなっちゃって
ちょっと 無理しちゃった」 って
いつも やりくりに困ってるという話をしながら
妹にまで こんな心遣いをするようになった娘
KAT-TUNの アルバムの MOTHER / FATHERが思い浮かびました
君にとって この僕は 誇りになれた?
恥ずかしくて聞けないけれど そう在りたいよまだまだ 世間から見たら 半人前ですが
私にとっては 自慢の娘
ここまで いいことばかりじゃなかった
高校受験では 志望校に失敗してしまった
あんなに 頑張っていたのに
滑り止めは 深く考えず 塾が勧めるままに受験し
まさか実際 行くことになるとは思いもしなかった
その女子高に行くことになって
母娘とも 途方にくれた
「お母さんが泣く顔を見るのが 一番辛い」
しばらくたっても 立ち直れない私に
「人生で一回くらい 女子高 経験した方がいいよ
何でも言いたいこと言えるようになって 私 変われた」
と 前向きに乗り越え 3年間 思いっきり楽しみ
学園祭のクラス対抗の劇では 主役をやらせてもらって
本当にいい思い出をもらった娘
私も 楽しそうな娘の姿をみて
これが運命だったんだと 心から思えるようになった
大学受験でも 第一志望にはかなわなかったけれど
亀梨君のお導き(?)で
結局は 一番行きたかった大学に通えることになった
そして 今 夢に向かって チャレンジしている
上手くいかないことも多くて 迷うことだらけだけど
自分の足で 歩き始めている
もう駄目だと思ったところから 立ち上がって
進んできたことは 彼女を強くした
娘が離れて <空の巣症候群>になるかと心配したけど
そこから 救ってくれたのは亀梨君(笑)
亀梨君が私の前に現れたのも やっぱり 運命(笑)
娘と私 今 離れてみて お互いの存在を強く感じる
私のブログの記事も ほとんど見ているし
ブログに書いた物語もすべて読んでいる
電話は 2週に1回になるときもあるけれど
3.4時間は 軽く話せる
同じ性を生きるもの同士として
こうして 向かい合えるときが来た
けれども 私は 彼女の自慢になれているか
全く自信がない
私の母は 本当に<母らしい母>だった
自分のことより 子どもたちのこと
<献身的>という言葉は 母のためにあるような人だ
母から怒られたという記憶がない
いつも 私を信じ 何かことが起こると
私を叱らず 自分のせいだと 言っていた
だから 母を悲しませたくなかった
料理はいつも手が込んでいた
服までもが手作りで それも お洒落に作られていた
試験の前には がみがみ言わず 栄養のある美味しいものを作って
黙って見守ってくれた
私は そんな<母のような母>には なれなかった
女 妻 母
もし そう 分けられるとすると
私は よい妻でも よい母でもなかった
もしかしたら 女の部分が大きいのかもしれない
無意識に自制して生きてきたし 臆病だから そうはならなかったけど
本当の姿は 恋愛に生きる女かも(笑)
奔放な愛に走って身を持ち崩すタイプかも(笑)
今の自分を正直にみつめると そんな馬鹿なことさえ思う
そのときは意識してはいなかったし
けしって 表には 出してはいなかったけど
妻として 母として 何年も演じてきたのではないかと
娘が 家を離れるとき 私はこう言った
「ごめんね いいお母さんじゃなかったかも」
「今日で お母さんを卒業します」
今まで 子育てを頑張ってきたことは 嘘じゃない
でも 本当に子どものことを一番に考えていたのだろうか
「あなたが夢をかなえる応援をするわ」
と言いながら
自分の果たせなかった夢を
子どもに託そうとしていただけなのではないのだろうか
「違う」と言い切れる自信がない
MOTHER / FATHERの歌詞が 心に刺さる
厳しかった背中もいつのまにか小さく感じてなぜか寂しい
口開く度うざったく感じてたあの小言すら今じゃ愛しい子どもたちは 成長する
そして 離れて 私たちをみつめる
親として そして ひとりの人間として
亀梨君も 親はいてくれるだけでありがたいと言ってたけど
そう言えるまでに 成長したんだね
こんな歌を歌うようになったKAT-TUN
子どもたちは 大人になる
毎日毎日 成長していく
それに 見合った自分でいられているのだろうか
江原さんのおっしゃるスピリチュアルの世界では
親子は この世での修行のために
神様が巡り会わせて下さった最高の組合せだということだ
私と組み合わせられたことで
娘も 何かを得られたのかもしれない
たとえ いい母親でなかったとしても
それには それなりの意味があったのかも
今はそう思えることが 救いになる
誰よりも 側に居るよ
僕らが出会えたこの運命は
途切れないよ
生まれ変わっても 下の娘にとっては もう少し 母でいなきゃね(笑)
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きっと、娘ちゃんにとっても、彩花ちゃんは自慢のお母さんよ
うちの子だもたちはまだ小さいから、母としての感情より
娘として両親への想いが ”MOTHER / FATHER”の歌詞に重なる
十数年後この曲の歌詞に共感できるような子に育って欲しいなと