<生まれた年のワインを一緒に飲みたい>
サプリ 7話
考えちゃうな
こんなふうに働いて ひとりでずっといるのと
あんなふうに誰かと二人
こんな夜に 生まれた年のワイン ゆっくり飲むのと
どっちが 未来のしあわせなのかな今までも 他の人には 虚勢を張って強がってるミナミ
この言葉は ミナミの心の奥にしまっていた
誰にも言わなかった 本音中の本音だろうね
働く女性は こんな気持ち抱えてるんだよね
背筋伸ばして バリバリ働いているように見える女性が
あるとき ふっと感じる疑問
好きな人が 急にこんなこと言い出したら
どうしたらいいんだろう
仕事が好きで
強い意志を持って
まっすぐ仕事をしてきたと思っていた人
なんの疑いもなく この道を進んできたと持っていた人が
自分の目の前で こんな 弱さをぽつりともらしたとしたら・・・
自分が守ってあげたくて
でも 自分には そんな力がなくて
それでも 気持ちは 抑えきれない
ミナミを包み込む優しい目
KISSシーンを越える場面だと思うの
言葉では 何も言わないけど
言葉より もっと伝わるものが 彼の瞳の中にある
こうしてみると
サプリって
働く女の人への エール?
正社員で仕事まっしぐらのミナミ
結婚してて 一応見た目 女の完成系の 田中さん
正社員じゃなくフリーで バツイチ上司と付き合ってる 柚木さん
子どもを元夫に預けて 外国に仕事しに行く なつきのママ
<向こう側>に憧れながら<こっち側>にいる渡辺さん
今岡さんが苦手とするほど 自分を前面に出して働く
シャントーニの宣伝担当 平野さん
いろんな立場で 働く女性たち
男のしあわせ = 仕事
今の時代 単純にはそうともいえないけど
仕事を頑張るのは 家族のため
そんな公式 成り立つわよね
男の場合は
女のしあわせ ≠ 仕事
そうだとは 簡単に 認めたくないけど
そうじゃないとは言い切れない現実
仕事を頑張ることは 家庭を犠牲にしてる?
仕事を取ることは 女としてのしあわせ
ある程度 制限される?
時代は進んだと言っても やはり 男とは違う何かは消えない
結婚していても いなくても
何か余計なものを余分に背負って働く女たち
そんな働く女の微妙な立場の中での <サプリ>としての存在の意味
<サプリ>があるから 頑張れる
それにしても 生まれた年のワイン
プレゼントしてくれて 一緒に飲んでくれる人
いたら いいなぁ~
40歳の誕生日
夫からプレゼント
焼酎のビンに 直接黒マジックで大きく書かれた文字
ママ 40歳 おめでとう!あのう 年を隠してるわけでもないけど
そう でかでかわざわざ書かなくても・・・(泣)
焼酎っていうのもねぇ~
嫌いじゃないよぉ 焼酎も
でも 誕生日はやっぱり ワインでしょ?
お洒落だもの
生まれた年のワインっていうのが ポイント高いよね
女性は<特別>が大好き
自分の誕生年のワインを わざわざ探してくれること
時間をかけてくれることが 嬉しいの
<自分だけに特別>
<私のためだけに>この言葉に弱いのよ(笑)
「ねぇ ちょっと 聞いてもいい?」再プレのため もう一度案を練ると言うミナミ
ブランドスローガン 勉強しようかなと言い出す勇也に
ミナミが遠慮がちに切り出すこの台詞
これこそ 今回の重要な鍵を握るシーン
荻原と出張しなくてはいけなくなって気まずいミナミに
考えすぎなんだよ
好きなら <好き好きチュー>でいけばいいと
荻原の方に押し出そうとする勇也
「気になる人います 渡辺さんです
姉さんのことは 弟分として 応援してます」
そう 勇也に言われたときのミナミの表情と重なる
いくら鈍感なミナミでも 自分に向けられていた勇也の気持ち
これまで 気付いてないはずないよね
いつも自分を見ていてくれた勇也
「自信を持てよ いつも俺が見ていてやるよ」
と言ってくれた勇也
その勇也が 自分のそばから離れていこうとしている
あって当たり前と思ってたものが なくなってしまう
いてくれる安心感?
そんなに頼りにしてたわけでもなかったはずなのに
なぜか 淋しくなる
なぜなのか 分からないけれど 不安になる「ねぇ・・・ 渡辺さんが好きなの?」
ミナミのことだから
そんなストレートな言葉では伝えられないと思うけど
「ちょっと 聞いていい?」には
そんなミナミの気持ちが込められていたんじゃないかしら?
ただ それは 見ていた人に伝わったんだろうか
演技力って やっぱり大切ね
考えてる場合じゃねぇから
伝えたいこと 一番言いたい人に 何も伝えてないのに
そんな場合じゃないから
だからワイン・・・
1977年
どこかの誰かさんが生まれた年のワイン
それ あげたいから
だから こうして
もう やなんだよ
藤井さんのこと 姉さんとか呼ぶの やなんだよ
弟じゃ やなんだよ
男以下じゃ やなんだよ
好きなんだよ
もう 会ったときから
そりゃ 分かってるよ
年も立場も何もかも 合わないのも
けど そんなのしょうがないじゃんか
好きなんだから
だから こうして なんか 喜んでくれそうなこと
必死こいてやるしかねぇじゃんかよ
やるしかねぇじゃんかよ今まで 押し隠していた気持ちを一気にぶつけるようなキス
そして そんなことしてしまった自分に自信がなくて
ミナミをそっと見上げる子猫のような目
「俺 KISSしちゃったけど・・・」
ミナミの反応が怖くて
許しを請うような切なげな目
ミナミから返されたキス
でも 信じられなくて
何が起こったのか わからない一瞬
ミナミに受け入れられたことを知って
微笑む勇也
ミナミへの想いがあふれ出す
そうか
やっと 分かった
今まで このシーンに注文がたくさんあったの
お洒落じゃない!
声が高い!(笑)
映像が綺麗じゃない!
昼間で(笑) 亀梨君のビジュアルが活かしきれてない!
長すぎる!(笑)
いろいろ不満を言ってきたけど
いま 改めてわかった
これは 亀梨君のKISSシーンじゃなくて
あくまで勇也のシーンなんだ
当たり前のことだし 分かってたけど
やっぱり 分かってなかったかも
勇也のキスは お洒落でもなくていいし
綺麗でもなくていい
ただ まっすぐで
まっすぐ過ぎて 不器用過ぎる方がいい
亀梨君は そんな勇也
とても上手く演じてたと思う
今まで ファンの人に<サプリ>が不人気なのが不思議だったけど
今 やっと 分かった気がする
亀梨君が勇也になりきるほど 亀梨和也としての魅力から離れていく亀梨君の魅力は 二面性
可愛いだけじゃない あるとき覗き見せる秘められた艶気
大きなギャップ
そういうもの演じさせたら ピカ一
どうして<そういう勇也>見せてくれないのと
不満に思っていたけど
そもそも このドラマの中で <そんな勇也>は求められていなかった
二面性のかれらもない まっすぐすぎるほどまっすぐな勇也
要求される勇也を演じ切れば演じ切るほど
<KAT-TUNの亀梨和也>の魅力を封印することになる
ときどき オプションとして 楽しませてくれる程度には見せてくれるけれど
大事な場面では その魅力は必要とされない
上手く演じれば演じるほど
ファンの望む姿から離れていく?
そういう意味で 亀梨君本人も
<自分と全く離れた人物>と言ってたのかしら
じゃ 私がこのドラマで 彼に嵌ったのは なぜ?
KAT-TUNの亀梨和也
ごくせん 野ブタ。の彼しか知らなかった私が
<サプリ>の勇也に 彼の持つ<二面性>を 初めて見つけた
だから もう以前から ファンだった方には
そんなこと当たり前
改めて 騒ぐほどのことじゃない
もっと別の魅力を求めたかったんじゃないかしら
だって 今 ファンとしての目で見ると
一番初めに見た印象とは 変わってきて
もっと お洒落にとか 艶っぽくとか
思ってしまうんですもの
でも<サプリ>で初めて彼の二面性に気付いた私は
そのギャップに驚かされ
彼に興味を持ってしまったの
そして サプリは私にとって
大切なドラマになったのでした
この時期にあえて<サプリ>
なぜなんだろう
自分でさえ なぜ こんなに拘るのか
すこし 鬱陶しく思っていました
けれど 今 やっとはっきりした気がする
なぜ ここまで <サプリ>に惹かれるのか
多くのファンの方と違った視点になるのはなぜなのか
それが知りたくて 書いてきたの
もうここで 終わってもいいようなものですね(笑)
でも 勇也は やっぱり 今でも
私にとっては 癒しであり
私を包んでくれ 励ましてくれる存在に変わりありません
眠れぬ夜は 勇也を・・・
荻原との 温泉入浴シーン
女性二人のシーンより 綺麗だわと思った私
どこか おかしいのでしょうか (笑)
アップにまとめた髪
顎のライン うなじ
その女性より美しい顔で
「俺が 本気でいっちゃおうかな」って
男っぽい瞳で言われちゃったらね
この勇也は <亀梨和也>全開って ことよね
たまには こんな<おまけ>あっていいよね
ほんとにいい男は
ひとりの女を長く見続けられる男それって 勇也のことじゃない
でも ずっと自分を見てくれてる人には 癒されるけど
手に入らない感じがくせになる
自分のものにならない男の方が気になるのよね
女って 難しいわ(笑)
こんな私って 意外と肉食系? (笑)
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KISSなしのキスシーン

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でもなんか泥臭さすぎ。(まあ、本当に泥まみれでしたけど;)告白シーン。もっときれいにならないものかと思いますけどね。求められていたのがあれなのかな?1回目のキスからの亀梨君の表情はとっても良かったけど、、その後のキスはちょっとくどい。
勇也は色気を封印したまっすぐな耕作とも違う。色はついてるよね。
いやあ。あの温泉シーンはス・テ・キ!!です。もう何度も見ました。あれは勇也でなく亀梨君かあ。ならやっぱり勇也でなく亀梨君に堕ちたと思われます。私。
うーん、何かこのドラマの主人公のキャラが定まらない。中途半端な気がして・・・。渡辺さんとのシーンやなっちゃんや今岡さんや荻原さんとの絡みではあまり思わないんだけど、なぜか2人のシーンはしっくりこないわ。
せっかく彩花さんが整理できたのに。???文句だらけで失礼しました。