永遠なるもの
それは 受け継ぐこと親から子 そして 次の世代へ受け継ぐもの
それは 命
未来を照らす光
闇の中の一青を導く声
「ごめんね 目を醒まして お願い」
マキの心の叫びと涙
「目を醒ましてください
こんなところにいて 親父をこえることができるんですか」
一緒に神の雫にたどり着く約束をした雫の声
「一青よ」
息子への父の呼びかけ
闇の先に見えたものは
未来を照らす温かい光
新しい光の誕生
命の光父がいて 子がいて そして 次に繋がる命の光
豊多香がいて 自分がいて 雫がいる
そして 新しい命へと
命
それは 引き継がれるもの
そして 超えていくものアモロを迎えてのレセプション
あえて 和食に挑んだ一青
その気持ちを引き継ごうとする雫
父を超えようとする 兄と弟
いつの時代も 子は親を超えていくもの雫に見せられたほのかの手紙
自分の存在を許してくれていた 雫の母
ともに 成長を祝ってくれていた 父と母
父だと認めること
一青自身
自分を初めて心から受け入れられた
このとき 完全に闇から抜け出せたのではないのだろうか
父 一青 雫
血は繋がる そして 受け継がれる
でも それだけじゃない
3人に流れるワインへの思い
それがあるからこそ
この3人の絆は深く 永遠なものに繋がる
テロワール
地勢、土壌、気候
学術的にも諸説あるらしく
ワインのことを何も知らない私には
難し過ぎる言葉だけど
自然 風土・・・
そんなものなのかな
だけど
単なる自然を指すのではない
それを守り抜こうとする人間の意志
人間の思いが合わさって テロワールが作り出される
農薬を使わず 自然の製法で作り出していくワイン
自然と心を合わせ
また 自然と闘いながら
守り抜こうとする人間の強い意志
そして そこに集う人々の絆が
受け継がれていくテロワール
そして そこに降りかかる神の力
人間の命もワインも <出会い>という神の力があるからこそ
紡がれ繋がっていく
そして 生まれる一雫
神の雫
それは 繋がっていく生命の不思議を守ろうとする人間の愛の力ワインって 不思議だよね
こんな風に 人を繋げてくれる
僕はしあわせだ雫の母がブドウ畑で倒れた日から
豊多香は 言葉では伝わらないことを覚悟していたのだろう
もう どんな言葉も 雫の心を開かせることはできない
目の前で母を失った一人ぼっちの雫
そこに いてやれなかった自分
雫への愛
それは ワインを通じて伝えるしかない
そう 信じるしかなかった
必ず伝わる日が来る
ワインに込めた思い
最期の日まで 無言だった豊多香
闘いを通して 理解していく男たち
そして その男たちの闘いを 見守る女たち
豊多香 一青 雫
受け継がれていく血
ワインへの飽くなき探求心
ありがとう 兄さん
ありがとう 雫ほんとに凄いのは あの人
そう思える人が 兄である喜び
いつかは あの人を超えたい
自分の後ろからぴったりと迫ってくる弟
ワインの初心者とは思えないスピードで 目覚め始める才能
いつかは 自分を超えていくかもしれないという嬉しい予感と
負けられない気持ち
静かに お互いを認めながら
いや 認め合う二人だから 二人の闘いは続いていく
二人?
父・豊多香も二人の心の中で こらからも参戦し続けるのだろう
三人の闘いは 静かに熱く続いていく
そして 私たちもそれを 静かに見守っていきたい気持ちになる
FIN

続き
男たちの闘い
女の闘いより 美しいかも(笑)
私的には 女の闘いを見守る美しい男たち
って いう図の方が 好きなんだけどね
でも 見つめ合う雫と一青は いい!
「みやびちゃん」
そうか 最期まで <ちゃんづけ>なんだね
雫らしいか・・・
私なら このときは 呼び捨てで 読んでほしいけどね
ちらっと見せる強気が 好物なもので(笑)
「もう1回 言って」
って 言っておきながら
さあ 今という雫を無視して
「私も好き!」
みやびちゃんらしいし
そこが 好きなんだろうね
最後まで <らしい2人>でしたね
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すんごい良かった~♪
亀ちゃんの笑顔に癒されたぁ~!!!
最後の笑顔なんて、最高(*^_^*)
みやびちゃん・・・好きだよ!!のシーンが
もう、リピリピリピしまくり!!(笑)
そして、みやびちゃんからも、「好き!!」
って、超良いや~ん(^v^)な~んて、
ほのぼのカップルなんでしょーー
無難に終わってくれて、ほ・・・だよね・・・
ところで、東京行くのん?!当たるかなぁ???