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持ち帰りの仕事を伸ばし伸ばしにして
まだ 終わっていない私

それでも 神の雫 原作漫画 読んでしまいました(笑)

感想は いつものとおりの感じなので
自己責任でお入り下さいね
(優しく受け入れて下さる方 限定です 笑)




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なるほど そうだったのか・・・
原作を読んで納得した


この連作を書くにあたり、
ワインを本格的に飲み始めてほぼ1年。
その間 世に言う高級なワインも
安くて美味しいと言われるワインも
100年前のワインもボジョレーヌーボーも飲みました。
―で、ワインを知り始めて1年のど素人の一言。
「ワインは人生を幸福にする道具だ!」
ワイン界の世界的権威、
ロバート・パーカーJr.の感想と同じ感想になってしまったということは
つまり、読者の皆さんもそうなる可能性があるということでしょう。
本書がそのきっかけになってくれると嬉しいんですが・・・・・。


<神の雫 1巻 オキモト・シュウ>


やっぱり・・・
ワインの楽しさ 素晴らしさを伝えたい
そんな気持ちで この作品は描かれたのだ


ドラマが始まる前
わくわくする気持ちで ネットでワインを買い漁った私
一般市民の私が買えるものだから
千円から3千円台までのワインしか買えないけど
20本以上は買っただろう(笑)

前にも書いたけど
「美味しいワインの選び方は?」
そう聞いた私に
「値段の高いものが美味しいですよ」
と 答えた<似非ワイン通>の男性のひとことで
全くワインに興味がなくなった私に
再び興味を持たせてくれたのが 亀梨君のドラマの発表だった


だけど・・・
ドラマを観終わって 淋しい気持ちになった
「やっぱり ワインは特別な人にだけ許された道楽なのね」
その思いは払拭できなかった

ワイン対決に出てくるワインは かろうじて3千円のものもあったが
たいていは 何万円もするようなものだったし
雫や 一青 豊多香が醸し出す雰囲気は 私たちとは違う世界
私たちがとうてい覗けない特別な世界
疎外感がぬぐえなかった

使徒を説明する言葉は
台詞を話す役者さえ緊張するような難解なものだったし
ときには 分別くさいかおりさえ漂わせた
ミレーの晩鐘 
モナリザ
私もパリで見はしたけれど 
「ふ~ん」という感じで見ただけ
遠い世界の話にしか思えない
(あれっ 落穂拾いだったかも 笑)
(有名だし見ておくかってノリだものね)



だけど 原作の漫画を読んですぐ 私はこの世界へ引きずり込まれた

まず 私は 大きな間違いに気付かされた
この作品の主人公は 雫ではない 
ワインなのだ

雫は 神咲豊多香の息子であり
天才的なテイスティングの才能
豊かな独自の表現力は持っているが
ワインの知識は全くない平凡なサラリーマンとして描かれている
お金持ちでもなく 周りの人たちに助けられて
一青との闘いに立ち向かおうとしている

イケメンで 軽い感じの<まさに今風の若者>という感じで
あまりのインパクトのなさに驚かされた

父に対しても 怒りは深いものではなく
(ドラマと違って 母の死と父の不在の関係は 出てきていないからだと思うが)
病気を知らせてくれなかった父への不満と
父を避けていた自分への悔やみというものを感じているに過ぎない

彼をワインへ向かわせたものは
私が期待した劇的な出来事ではなくて 
モノポールでの藤枝の軽い言葉

「ワインてのは本来
気軽にポンッと栓を抜いて
仲間と美味いメシ食いながら楽しむモンだぜ
ま リクツはいいから グイッとやりな」


だけど 何気ないこの一言に 
作者のワインに対する思いが込められているように思える

ワインはたいそうなものじゃない
構えて飲むものじゃないし ウンチクをたれるものでもない
ただ 美味しい食事とおしゃべりと 一緒に楽しむもの


そうなのだ
この気軽さが 読者を漫画へと誘い込む
ワインに対する垣根を取り払い 
高い敷居を低くし
自然にワインの世界の入り口を 開いてくれる

ワインを拒否してきた雫が ワインを口にすると同時に
私たち読者も 自分の世界から遠いものだと敬遠してきたワインを
知らず知らず 味わうことになる

そのワインが シャトー・モン・ペラ 2001 2千円台
オーパス・ワン 2万円台
2つのワインを飲み比べた雫が モン・ペラの方が 
2万円のワイン オーパスより美味しいと言うのだ
(今 現在は 神の雫の影響で モン・ペラ 4千円台で売り切れ状態
               オーパス・ワンは 47000円) 

DHC リシュブール  1999年 
冒頭に 9万円のワインを 出しておいて
「やっぱり ワインは金持ちのお遊びだよな」と思わせておきながら
鮮やかな逆転劇
そして こう締めくくる


「な 値段じゃないんだよ

高ければ 美味いなんてもんじゃない
だから ワインは面白いのさ」



そうなの!
これなのよ!
私が聞きたかった言葉!


この一言でぐっと 物語に引き込まれる

ほんとはね 私たちだって知ってるわよ
もちろん高いワインに間違いはないって
でもね
人生 こうでなくっちゃ


普段は行けないと諦めている世界を広げてくれる
今まで知らなかった世界へ 案内してくれる
それが ドラマの楽しさのひとつじゃないのかな

だからこそ 私はドラマが好き


ワインという未知の世界
知らない言葉
何やら難しげな説明を 分かり易く噛み砕いて見せてくれる

<マリアージュ>
レストラン ファミーユの危機を救う逸話
原作を読んで 初めて理解できた

マリアージュ 
これは 単に料理にワインが合うってことではない
もっと 高い段階

たとえば 甘いケーキには 苦いコーヒーが合う
甘い和菓子と おうす
甘いものには 苦いもの 
こってりしたものには さっぱりしたもの
これが 今までの常識

でも
これは マリアージュとはいえない
甘さを抑える 
甘さを打ち消して さっぱりさせるということではない
甘いデザートにこそ より甘いワイン
それが お互いを高めあう関係

今までの常識とは 隔たったワインという特別な世界



<フランスワインとイタリアワイン対決>
これも 面白かった

千円台 2千円台 3千円台で それぞれ雫と長介が競う3本勝負

フランス対イタリアって ただ好みの違いかと思ったら
もっと 深いところに違いがあった

まず価格 
ワインといえば フランス
その思い込みから フランスワインは 
イタリアワインより どうしても値段が高めになる

その時点で 雫が不利

そして ワインには 料理
イタリアの風土や料理は 濃厚でパワフル
それに合うのは 飲み易く 陽性のワイン

一方 フランス料理には バラエティに富んだ深みがある
コースで決め細やかなグラデーションを味わえる
だから 料理に合わせてワインも 
陰と陽を併せ持ち 変化を楽しめる

3本勝負というのは 
3本それぞれに変化を出せるフランスワインに有利となった

この対決だけでも 十分 ドラマ1話として成り立つ


今まで ドラマの主人公は 人間だと思っていた

だけど 今 はっきりと確信した
神の雫の主人公は<ワイン>なのだ


亀梨君が言ってた言葉
「ワインは 人間のようなもの」

それは このドラマと重なる

雫は ワインの世界に引き込まれていく
ただ ワインを楽しむためだけに
父を知りたいという思いより
一青に負けたくないという意地より
何より大きいものは ワインへの興味
ワインの世界をもっと知りたいという純粋な探究心

それは 雫を見守っている私たちへも伝わり
一体化する

雫は 主人公じゃないから やんちゃでもお坊ちゃまでも OK!
そう思って
亀梨君の美しさを際立たせるため お坊ちゃま仕立てにしたのだろうか

ただ ドラマでは 残念ながら ワインは主役になりきれなかった 
それ故 雫が物足りなく感じてしまったのだろう

雫は普通の男の子
亀梨君のちょっと気取った顔
いたずらな可愛い顔
負けず嫌いな顔
それが活かせたドラマだったんじゃないのかな
等身大の彼なら 十分 魅力的な雫になったと思う

何より ワインに対する純粋さ まっすぐさ
彼にぴったりだと思う
そして ソムリエ試験に落ちたみやびに
70万のワインを飲ませて励まそうとする男気
後で 後悔する可愛さ

普通の男の子と見せて
彼にしかないいくつもの顔 
見せるいいチャンスだったのに

ワインへの愛
それが この作品の根底にあるもの
それさえはっきり 見せられていたら
もっと 違ったドラマを見せられたのかもしれない
そして 亀梨君の本来持ってる魅力もね

やっぱり  悔しい(笑)



まだ 6話が終わったところ

仕事を取るか 漫画を取るか
悩むところだわ(笑)

また 明日の朝も 早起きして仕事かしら?



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コメント

原作の方が、断然面白い!!てのは、聞いてはいたけど・・・やっぱりそうなのね・・・
原作読んだ友達が、なんで、あんな風に変えちゃったんだろう???って言ってた・・・
脚本家が、もう少し、うまく表現出来てれば良かったのにね・・・あのドラマじゃ、原作の意図は、伝わってこないもん・・・・
結局高いワインの方が、いいんだ・・・みたいな感じで私は、うけとったけど・・・(^_^メ)
ドラマって、脚本家次第で、面白くも、そうでなくもなるから、難しいね・・・・

こんにちは

別物なんですよね!
原作の雫にも執着があったので、この亀梨君を見たかった!と 後悔の頂点にあったのが、3巻頃
私も、雫は豊多香に対してもう少し怒っていて、ブランドを嫌っていたと思ってました
でも使徒選びのポイントも 出てくる場面が違っていたりで、これは別物だ と割り切れてからは、ホントに惹きこまれました

原作の雫は、そう 普通で可愛いんですよね!
お坊ちゃまのくせに、お金がなくてみやびちゃんに頼ったり、美島社長に飲ませてもらおうと尻尾振ってみたり(「転んでもただじゃ起きない」の件なんて超好き♪)茶髪で軽~い普通の男性
でも、扉絵のカットでしょうか(買ってはいないので、所々うろ覚えです ゴメンナサイ ^o^;)高価そうな椅子に座り 不敵な笑みを浮かべ グラスを傾ける雫…
やっぱり見たかったぁぁぁーー!!
犬耳と尻尾が見えそうなくらい 可愛くおねだりする亀梨君 見たかったよ~~!!

日刊ドラマ大賞4冠
でも主役の人気やビジュアルだけじゃ 数字は伸びない事はもう十分立証済なのに…
ファミーユや美島社長の話に絞ればよかったのに とも思ってみたり…
やっぱり 私も悔しい(笑笑)
<彼の役者としての魅力>
うん 信じる!待つ!(笑)
今ソフトバンクのCMで神の雫が出てるのが嬉しいですねっ♪


不滅コンの亀梨君ソロ えらく妖艶になるとかならないとか…
私 高校生の姪も一緒に行くんだけど、カナリ真面目な子
彩花さん!私 どんなんなるんだろうか…(汗汗)

MOKAちゃんへ

こんにちは

ドラマと漫画って 別物
あの長い話を 9話にまとめるって 大変!
まだ 完結してない原作というのも 難しさを増したと思う

もう少し 庶民の目線に近いものがよかったね
ワインという高級感溢れるものであるからこそ
それを破って欲しかったね

rannrannさんへ

こんにちは

茶髪で普通 可愛いくてやんちゃな雫
そのままの亀梨君にぴったりだったと思いませんか?
普通と言っても ただの普通であるはずがない
それが 亀梨君だもの
雫の魅力と似てるよね

お金持ちなのに お金がなくて奢ってもらおうとしたり
ワインのテイスティングは凄い力があるのに
基本の知識さえなかったり
雫との距離がすごく近くなるような気がする
ワインを普通の人でも楽しめる扉を示してくれる漫画だと思いました

さて コンサート 
そんなに妖艶なんですか?
ドリボの離愛の再来かしら?
それは 楽しみですね
この際 どうにでもなって 壊れてしまいましょう(笑)



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