高速で1時間ほど走ったところにある温泉に行って来ました
最近 温泉に嵌っている夫
お湯に含まれる成分や効能にこだわっているらしい
「俺 温泉行くけど どうする?」
先週 家を空けていた私に対する一種の抗議?
「一緒に 行こうよ」と言わない夫
「行くよ」
知らん顔して 答えるのも
長年培ってきた呼吸というものかしら(笑)
と言いながら
ゆったり湯船に浸かって考えることは
夕べのドラマのこと
頭の中は 誰かさんのことでいっぱい(笑)
MR. BRAIN
1話から3話まで見て
さすがによく作られたドラマだと思った
分かり易い展開
近所の小学生も見ているらしい
「先週は 指を食べたんやで」
と 物語の大きな流れよりも
覚えているのはショッキングなシーン
「犯人は 女の人やってん」
一応 犯人はわかっている模様
8時台という時間帯
子どもも 十分ついて来られる捉えやすいストーリィと
物語の最後に 大人を納得させる謎解き
<脳の不思議>という科学的な解明
幅広い年齢の人が 楽しめるように作られている
このドラマの一番素晴らしいと思うところは
九十九の人物設定
彼が犯人を見つけ出すのは
出世のためでも 功名心のためでもない
自分の能力を示すためでもなく
犯人を暴く爽快感からでもない
ただ <脳>について知りたいという気持ち
<自分の脳>について知りたいという理由から
事故で脳のある部分の機能を失って
他の部分がそれを補い 知能が恐ろしいほど高くなった
好きだったらしい<アグネス ラム>にも
今の自分は ちっとも興味がわかない
そんな状態であっても
今の自分は 元の自分と同じと言えるのかどうか
<脳>についてもっと知りたい
そんな純粋な思いが 彼を犯人追求へと結びつけている
ほんとうの自分かどうか悩む 元ホストの脳科学者
そのありえないともいえる設定が
九十九の鮮やかな一人舞台という
1つ間違えば厭味になりそうなこのドラマを
人間味のある 感慨深いものにしている
さて 亀梨君登場の待ちに待った第3話
ドラマの感想を書くのが正直 しんどい
だって 自分が公平な目で見られているかどうか
不安になるの
彼のファンという視点から 甘口で見ているのか
ファンだからこそ 要求が高くなり
辛口で見てしまっているのか
分からなくなる
そして
どっちにしろ やっぱり 自分の感想に自信がない
でも ここは 見たこと・感じたことを正直に残しておく場所
だから 思ったままを 書いておきたい
<MR. BRAIN 第3話 感想>
まず 全体の流れについて
しりとり
脳のトレーニングとして ドラマの最初に伏線を仕掛けておいて
それが 真相解明のポイントになってくる
犯人を究明することだけで終らず
<愛する心>まで <脳>を通して証明したこと
さすが ひねってあります
透明人間という奇抜な犯人像は年齢の低い層をも惹きつけるのに
格好のお膳立て
<透明になりすぎた>という結末も面白い
細部は凝ってはいても
犯人はもう初めから たいてい見当はついていて
脳科学を使って その種明かしをするという
全体は 分かりやすい展開だと思う
亀梨和也が演じた<和久井>について
<亀梨和也>を完全に封印できていたと思う
「えっ これ亀梨?」
ドラマをリピしていた私の傍を通って画面を見た娘の第一声
「亀梨らしくないやん」
これを よしととるか 否と とるかだけど
和久井になりきっていたから 娘はそう感じたんだと思う
彼の狙いは成功だったんじゃないかしら
私のリピートのポイント箇所
・ 「何か言うつもりなの?」
自動販売機の前 めぐみに尋ねた後
「違ったらここにいられなくなるよ」
眼鏡の中の瞳のアップ
ほとんど目は動いていないけど
さっと一瞬 睫毛の影がよぎる
その影に 彼の静かな焦りのようなもの
読み取れる
・ 刑事に次の日会う約束を携帯でしているめぐみを見ている和久井
闇に浮かぶように立つ姿
「どうしたの?」という声が優しくて
彼の声はこんなに甘かったんだと気付いたの
でも この声の甘さは なんだか危険なものを含んでるように思えた
声の優しさの裏側に潜んでいるもの
ぞくっと させられる
・ めぐみを看病する和久井
パジャマ 枕 と ひとつひとつ
教える表情が穏やかで包み込みようで
でも また その穏やかさが なぜかゾクっとさせるの
和久井自身も気付いていない自分の裏側
めぐみを見る 和久井の目が優しいければ優しいほど
優しさ以外の何かを感じさせるの
その瞳の奥が濡れてる気がして
彼が泣いている気がして
・ 千原が裏金を貰ったという情報を丹原が得ているところを
目撃した和久井が廊下に立つ姿
このドラマの中で 一番好きな顔
この瞳!
自分に危機が迫ってきたことを感じる切迫感
・ 「たぶん どっちもだったんじゃないでしょうか」
ふとゆるむ口元
やっと 正直になれる
気持ちを押し出すように言った一言
自分の中にある 正反対な2つの気持ち
どちらも本心で どちらか一方に自分でも決められない
めぐみの言葉が戻ってきてほしい
もとの元気なめぐみに戻ってほしい
でも それは めぐみを傷つけようとした自分が犯人だと思い出すこと
だから 言葉を失ったままでいてほしい
どちらも 自分が望むこと
・ 「研究にはお金がいるんだ」
「どうしても ここでつぶすわけにいかなかった」
今まで冷静沈着な態度を崩さなかった和久井が
初めて自分の心の奥を吐露した言葉
そこまで追い込まれた和久井の姿を切なくみつめる刑事たち
・ 「マー君 どうした? 」
「何でもない」
いつも心配してかけてくれる言葉
そして 心配かけたくなくて 返す「何でもない」
彼と彼女の間に 何度となく繰り返されたこの会話
お互いを気遣い合う心
愛していた彼女を 研究と天秤にかけた自分
命を奪おうとした自分を今でも変わらず愛してくれるめぐみ
それに応える 和久井のかすれた声 ゆがんだ顔
二人の気持ちが今でも 変わっていないことが分かって
まわりも いっそう辛くなる
<触れただけで切れそうなナイフのような彼の瞳>
凍りつくような冷たさ
寄せ付けない孤独
そんな彼が見たいと思っていたの
でも この<和久井>はそういう人間じゃない
凍った冷たさを持つには めぐみを愛しすぎていた
研究に心を奪われ
汚い方法で資金を手に入れてはいたけれど
孤独ではなかった
愛を信じていたから
だから 彼の瞳は 優しかった
どんなに冷たくなろうとしても なりきれない
そんな<和久井>を 亀梨君は凄く上手く演じてたと思う
美味しいものを少し食べると
もっと もっと ほしくなる
今は そんな気持ち
やっぱり演技する彼が見たい
次は ごくせんの<竜先生>ね
愛するものを見たときの脳が変化する場所って 扁桃体?
真ん中の部分なのね
ドラマを見ているときの私の脳は
どんな部分が活性化されてるのかしら
歌番組を見てるときは?
コンサートのときは?
考えるより先に反応してしまうのよね
嵌ってはいけないと思いながら
どんどん 彼に惹きこまれていく私の脳
私も 自分の脳の中がどうなってるか知りたいの
だれか 私の脳も分析してくれないかしら?(笑)

スポンサーサイト
右脳の命じるままに、素直な自分です。(笑)
したがって、旦那と二人で 「ミスブレ」を見ていたというのにも かかわらず、
「なんでもない…なんでもないよ・・」のシーンで涙がジワーっと溢れて、こぼれてきても
構わず、泣いてやるー!とじっと 画面を見てました。
それだけ、あのラストのシーンは、ストーリーに入れて
役者 亀梨和也として、存在していたことが 嬉しかった!
1話、2話とも、謎解きや、ストーリー的には そんな目新しくないし、言うほど…っていう感じなんだけど、
やっぱり、豪華 キムタクはじめ、ゲストの話題性
スケールの大きい作品の印象は、ワクワク感あるしね…
キム様のオーラのなせる業か、ゲストの方々、たとえほんの数分の出番でも、一切 手を抜いてない 本物志向が、
ドラマのグレードを上げている…
そんな現場に入って、亀ちゃん、いっぱい エネルギー吸収しただろうね。
きっと、何年か前だったら 緊張しちゃってってところだろうけど、
この何年かの 役者としてのスキルは しっかり自信となって、身についてた。
和久井をあのキャラに設定して(もちろん 演出の指導はあったでしょうけど)
木村くんじゃないけど、「キター」って感じた…
やっぱり、目と声は武器だよね。
演出家さん、よくわかっててくれて ありがとう。
この先が ますます 楽しみな亀ちゃんに出会えて
嬉しい6月6日 ロクーンの日でした。
福山さんのライブにも行かれたとか…対談のお仕事もしたとか…
いつでも、大河の亀ちゃんを見る 心の準備は あるんだけどな~(笑)