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彩花

Author:彩花
ごくせん・野ブタではかっこつけてる嫌なヤツだったイメージが、こんなに変わってしまうなんて・・・・・
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2009 帝劇 ドリームボーイズ
インフルエンザの心配の中
無事に幕が開きましたね
ほっとしました

フライング
絶対大丈夫なんて 誰も言えない・・・
そう考え出すと 今さらながら 心配が募ってきて・・・

毎日 毎日 神経や体力をすり減らす大変な仕事
千秋楽まで キラキラな彼でいられますように
それだけを 祈りたくなる




さて ドリームボーイズ真最中の今
ひとり 別の世界にいます(笑)

2話を書きながら
全く <ごくせん>とは 離れた話になってしまいそうで
どこへ流れ着くのか 書き続ける自信がなくなってきました(泣)

自分の中の<竜>を追い求めながら
なんとか 書いていきたいと思いますが
今回も 出番は少ないですね


軽く読み流してくださいね





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秋の風のように     2話





友だちの関係なんて 壊れるのは あっという間

もともと たいした理由でくっついているわけでもない関係って
多くない?

でも 私とみゆは 違った
はず・・・

みゆと 友だちになったのは 幼稚園のお弁当の時間
席が隣になって
私のお弁当に入ってた林檎のうさぎをじいっと見ていたみゆに
「どうぞ」
お裾分けしてあげたのがきっかけ
みゆのママは女医さんで 
今はみゆのパパが院長になった病院で働いているの

お弁当は冷凍食品のオンパレード
カラフルで可愛く並べて詰めてある

うちのママが作った爆発寸前で中身が出そうなかぼちゃのコロッケや
少し形のゆがんだ玉子焼き
珍しそうに眺めるみゆに
「どうぞ」って言うと 嬉しそうに笑った


みゆと話してると 素直になれた
私たちは たくさん話した
大切なことも どうでもいいことようなこともね

それから 小学校 中学校 高校といつも一緒 
めでたく周りからも公認の仲と認められた(笑)
バレンタインには うちで ママと一緒にクッキーを作ったり 
週に3回はうちで夕食を一緒に食べたり


たまに みゆんちに行くと 
私んちでは買えないような有名な店のケーキーが 無造作に冷蔵庫にいれられていて
ご馳走になれるの


ママが死んだときも 何度も同じ話を聞いてくれたみゆ
いつも味方だったみゆが 玲子さんが義母としてうちに来たとき
関係が崩れた
「あのね 玲子さん 悪い人じゃないと思うの」
「実は 私に柚樹(ゆき)のこと 相談してて とても心配してるの・・・」
「それでね おば様が亡くなったとき・・・」

その声を聞きながら 私は砂漠に一人で立ってる自分を頭に浮かべた
みゆの声は聞こえなくなった

「分かってあげて・・・」
みゆの声が戻ってきたとき
もう一度 みゆをゆっくり見つめながら
「さよなら」と心の中で言った
声は聞こえなくても みゆには伝わったと思う

玲子さんは みゆの病院の看護士で
私の母は みゆのパパの病院に入院していた

玲子さんをずっと見てきているみゆの言うことが 正しいに決まってる
間違ってるのは 私

世の中は正しいことがすべてなの?
玲子さんは いい人で 私を心配してくれて
だから 私は 彼女を受け入れて・・・
そうあるべき

でもね
正しくても 飲み込めないことは どうしたらいいの


「分かってあげて」って?
分かってほしいのは 私なのに

そう口に出せばよかったの
でも そうはしたくなかった
ただ 分かってほしかった
我侭ってやつね
甘えてる

こんなことで みゆと一緒に笑えなくなった



みゆと私の仲が 気まずくなったことは
すぐにみんなに知れる
だって 女子高だもの
ちょっと とっつきにくい私と 温厚なみゆでは
誰がみても 私が原因だとわかってしまうよね

「みゆ 私たちと食べようよ」
私を気にしながらも 強引な誘いを断れないみゆ
大きな波が 小さなすれ違のすき間をさらに広げていく


教室の後ろで 私をちらちら見ているみゆの視線を感じながら
義母が作ったお弁当に入っていたりんごのうさぎをゴミ箱に捨てた


英語の授業は 仮定法だった
<もし あのとき ~していたら・・・>
なんで そんなこと わざわざ英語にしないといけないのかな?

あのとき みゆに「さよなら」なんて 言わなかったら・・・
もし ママが死んでなかったら・・・

もし もし もし・・・
すべて 仮定法で 表されるのね

英語担当教師が説明を始めた

もしそうだったら なんて
そんなこと考えていったい どうなるというの?

忘れることの方が よっぽど 意味があるんじゃないの?
くだらない・・・



やっと 放課のチャイムが鳴った
私は つかの間の自由な時間を手にする

靴箱を通り抜けて 校門を過ぎて
いつもの喫茶店が目の前に見えたとき
私の隣に バイクが止まった

「乗れよ」
それは 乗るのが当然というような
自然な声だった

派手な色の髪がはみ出しているヘルメットの彼が
後ろの座席を示している

彼は静かに私を見ている
心の中まで 見られてしまうようで
その前に 彼の視線をそらせたくなった


なぜ 私 彼のバイクに素直に乗ったんだろう
答えを見つける前に
バイクは 爆音をあげて走り出した


街の喧騒の中を突っ切って 車の流れに突入していく
車の間をすり抜け
車体を思いっきり倒して
カーブを駆け抜けていく
彼の背中にしがみついて 息を止める

海が見えた

海って 好き
潮風に吹かれると 緊張で固まっていた体もほぐれる気がした


彼は バイクを止めて 海岸へ歩く
彼の隣へ 黙って座る

寄せては 遠のく波
いつか家族で来た海

「ねぇなんで バイクに乗せたりしたの?」
やっと 彼に尋ねることができた
「乗りたかったんだろ」
それ以上は 答えない


彼の横顔にかかる髪
髪の間から 覗く目
ただ遠くを見つめている

「帰るぞ」
そう言って 立ち上がった彼
バイクは 来た道を戻った

自分の部屋のベットの上に寝転んだとき
バイクの背中の温かさとほのかな彼の香りを 思い出した


つづく
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コメント

こんにちは

ドリボ 始まりましたね
何度も飛んでいるとはいえ あの縦に横にの高速回転
ホントまた胃が痛くなります
千穐楽まで、亀梨君はもちろん 全員の無事を祈るばかりですね
初めて帝劇に行けることになりましたが、また朝から肋骨やら脇腹やら痛くなりそう

「秋の風のように」
柚樹の話に入り込んでいるときに、突然すっと竜が滑り込む感じがいいです!
>「乗れよ」「帰るぞ」
竜だ~!ちょっと弘人も想い出しながら…
>自分で ちやほやされる理由を知っている
ニマニマしちゃいます
ホント 竜でなければ 亀梨君でなければ嫌いなタイプ
柚樹は志田未来さんのイメージでした
竜の登場部分だけでなく、3話も楽しみにしています

rannrannさんへ

初帝劇観戦
おめでとうございます

かくいう私も 前回のドリボが初めてでした
それから あれよあれよと 深みに嵌り・・・(笑)

今回もまた凄いらしいので 楽しみですね
全員無事で 笑顔で千秋楽を迎えてほしいです

「秋の風のように」へのコメント ありがとうございます
>突然 すっと滑り込む感じ
そう言っていただくこと とても嬉しいです
風のように 竜先生は 柚樹の心の中に忍び込んできたの
柚樹は志田未来さん?
それも嬉しいです
自分でもそんな感じがして来ました(笑)

竜だけでなく3話自体を楽しみにしてくださるなんて
なんて 優しい言葉でしょう
竜を書くためには 柚樹の設定はとても大切
<柚樹にとっての竜>は<私のとっての竜>なのだから

どこへ 流れつくのか
結末もまだはっきりとは決まっていないし
自分でも 漠然としているのですが
読んでくださる方がいてくださることを励みに
のんびりとだけど 書いていきたいです
ありがとう

nさんへ

コメント ありがとうございます

「乗りたかったんだろ」
竜の掠れた声 聞こえましたか
ぶっきらぼうに見える 繊細な優しさ 温かさ
書くのに苦労しています
感じ取ってくださって嬉しいです

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