今朝のズームイン 亀梨君 可愛かったですね
「亀 かっこいいやん」
と いつもは 亀梨君に辛口の娘からOK出ました
(いつのように 上から目線ですが)
メンバー6人が 楽しそうでこちらまで嬉しくなりました
LA話も完全にネタになっていて
「昨年」は完全に過去になったと感じました
ほんとに 6人は乗り越えたんだね
このごろのKAT-TUN 安心して楽しめます
やっぱり 私は
6人のKAT-TUNにいる亀梨君が好きなんだと実感しました
TVの可愛い亀梨君 見たとたん
自分の物語の「彼」といきなり重なって「どきっ」としてしまいました
このごろ 変な感覚になっていて 今日も職場から帰ろうとしたとき
物語の「彼」が自分のうちに来るような錯覚を感じました
「今日は 彼 来るかしら?」みたいな・・・
ちょっとヤバイ状態です
物語に入り込みすぎて 私の作ったファンタジー和也が
家のリビングに座っていそうです
見えない約束 vol 5 ついに物語は中盤を迎え
テーマに近づいていきます
続きを読んでくださる方は お進みください
見えない約束
vol 5 開いた箱
その日 私は勤務先の店にいた
そして 一客のティーカップが入荷しているのを見つけた
白地に濃い藍色で小さな花のモチーフが描かれているカップ
それは 私がかつて商品化しようとしていた女性作家の作品だった
そのときは価格の設定に無理があり 企画を見送ったのだった
「いいでしょう 先月やっと商品化されたんですよ」
何も知らない後輩が私に教えてくれた
白と藍のバランスが絶妙で ほんとに好きな作品だった
今は シリーズ化されているらしい
私は いつまでもカップを見つめていた
ウィンドウの向こうに視線を感じた
彼だった
なにかを探るような瞳で私を見ていたが
私が彼に気がついたのに気付くと やわらかく笑った
「どうしたの?」
「通りかかったら 彩花さんが見えたんだ」
「ここで 働いていたんだね」
「俺 この辺たまに通るんだけど 今まで気付かなかったな」
今の私を見ていたの?
彼に見られたくなかった
このティーカップを見ていた私を
「じゃ 仕事の途中だから 行くね」
彼は 帰っていった
何日かして 彼はまた 家に やって来た
「歌手だったのね」 私が言うと
「ばれちゃった」と言って笑った
いたずらが見つかったときの子どものようだった
「けど そんなこと関係ないよ。俺は俺だもん 変わりないだろ」
きっぱり そう言い切ると
「にゃんにゃん 元気になったなぁ にゃんにゃん」と
溶けるような笑顔で子猫を抱き上げ 尖らせた唇を 子猫に寄せていく
彼が頬を強くこすりつけるので 子猫はちょっと困ったように
「にゃお」と逃げ出した
子猫と彼 どっちが甘えているのか分からない
彼は包みを取り出した
私の勤めている店の包装紙だった
深い藍色のリボンが十字にかけられていた
「開けてみて」
彼の言葉に促されて リボンの端をゆっくり引っ張ると
するすると結び目が解けていった
蓋を開けると あのティーカップが出てきた
白と藍色のあのカップ
海の底のような藍色の深さが好きだった
「どうしてこれを・・・」私は尋ねた
「店に寄ったとき じっと見ていたから」
やっぱり彼はあのときの私を見ていたんだ
十数年たって 作家として活躍する彼女と 今の私との大きな隔たり
カップを見たとき感じた どうしようもない焦燥感
私は彼女に置いてきぼりを食ったような気がしていた
私だけを置いてみんなは進むべき道を見つけた
いつまでも 同じところにいるしかない私
彼女は作品を残す
私は・・・料理したり洗濯したり掃除したり
毎日 一生懸命頑張ってきたつもりだったのに
気がついたら 形に残るものは何もなく 一人でここにいた
娘も夫も 進むべき道を持っている
作り上げ 残していくものもある
けれど 私は何も持たずに 一人でここにいる
白と藍のカップの入ったこの箱は
心の奥にしまいこんでいた
小さな気持ちの詰まった箱だったのかもしれない
一旦 開いてしまったら
もう中味を元に戻すことのできない感情の詰まった箱
この箱は 絶対に 開けたくなかった
その存在すら忘れていたかった
気付かない振りをして 過ごしていたかった
涙が 頬を伝った
静かに静かに 流れていく
彼は 黙って私を見つめている
彼は 静かに私の頭を撫でた
私は 彼の胸に顔をうずめていた
彼の心臓の音がする
彼の甘い香が私を包んでいく
私の言葉にできない気持ちを彼が受け止めてくれる
彼は何も聞かない
ただ 抱きしめてくれる
彼の暖かさが私のこわばった心をゆっくりあたためていく
彼の手が私の背中を撫でる感触が心地良く心を静めていく
しばらくして 彼から離れた私は 急速に意識がはっきりしてきた
はっきりすればするほど 恥ずかしさが増していく
随分年下の彼にこんな姿を見せてしまうなんて
いったい私どうなってしまったんだろう
彼の面倒をみていたのは私のはずだったのに
人に感情を見せることは苦手だったのに
自分をどう扱っていいのか分からなくて 顔が上げられない
「美味しい紅茶 飲みたいな」
彼がわざと 明るい声で甘えるように言った
「せっかく ペアカップ持ってきたのに 早く飲ませろよ」
重く沈んだ空気を破るように
わざと乱暴に言う彼の優しさに気付いてしまう
「そうそう この間 すごくおいしいの見つけたの」
私も わざと元気な声で応えた
私たちはしばらく何も言わずお茶を飲んでいた
私はうつむいたままだったけれど
彼が心配そうに見つめているのが分かる
カップを見ていた私の気持ちを 彼に話した
「私は 十年以上の間 何をしていたのかな」
私は 小さな声で言った
彼は静かに私を見つめたままだった
「目に見えることだけが 大切なのかな」
「目には見えない大切なことって 俺はあると思う」
彼はそれ以上説明しようとしない
半分 分かるような 半分 わからないようなそんな言葉だったけど
彼の確信を持ったようなはっきりした言葉は
なぜか 私の心を落ち着かせていった
「明日の夜 8時頃 迎えに来るから」
彼は そう言って帰っていった
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前回のホワちゃんの懐かしいで思い出したけど
金妻の匂いがするよぉ~(^o^)丿
ぷんぷんだよぉ~
篠原さんと宇都宮さん(TMN)のドラマなんだっけ?
これは金妻じゃないかな?
凄い良く見てたから 同じ匂いがする・・・
KAZUYAもとうとう誘いに来たね!
何するんだろ?
何するでもなく・・・?って感じかな?
前のホストのとごっちゃになってるかも?私
ごめんねぇ~つか いつも感想めちゃくちゃだね!
ほんとごめんm(__)m