<anan> P78 左上
身体の真ん中に
押し付けられた枕
ぎゅうっと 抱きしめる彼
彼は何を 求めているのだろう
仕事にも恵まれ
家族 仕事仲間 友だち ファン その他 彼に近しい人たち
自分をじゅうぶんに愛してくれる人たちに囲まれていながら
このどうしようもない淋しさは どこから来ているのだろう
魂の渇望
「もっと・・・」
その気持ちは 生命のエネルギーの大きさに 比例している
彼が 求める愛は 無限
その大きなエネルギーが
さまざまな彼を作り出している
無邪気
策略
挑戦
堅実
大きなギャップ それが 彼の魅力
それは 彼自身が一番知っている
どの自分も 本当の自分であるけれど
1つにまとまりきれない自分に
戸惑う自分もいる
本当の自分の姿は何なのか
誰も 本当の自分を理解できないのではないだろうか
心の真ん中に巣くる孤独感
それは 彼自身
言葉で説明するのが難しい感情
誰かが作り出すものでもなく
彼の中で 彼の意識とは無関係に生まれてきてしまうもの
彼の幅が増し 魅力が増すほど
大きくなる心の揺れ
愛されているという自信と
まだ足りないという得体の知れない寂しさが
交互に訪れる
不意に現れる 身体の真ん中に出来る小さな風穴
それを埋めるかのように
彼は 枕を 強く抱きしめる
私たちを魅了してやまない儚い表情で
家族も 仕事仲間も 友だちも 恋人も
私たちファンの熱いまなざしや 嬌声も
彼を 満たしきることはできないのだと思う
彼の中に存在する 消すことのできない空虚感
けれども それが <亀梨和也>を
より深い魅力のある存在にしている
彼の魂から発せられる 声にならない声
「もっと強く 抱きしめて」
その声は 私の中で リフレインされ続ける

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コンサートで会えない和也君をどう自分の中で
おさめるか・・・。ちょっと辛い。何を楽しみに・・・。
この彩花さんの感覚。そうなんだろうね。いやそうなのか?と。
アイドルトップスターの孤独と幸せ。
和也君には幸せになって欲しいなと思うけど、
その両立はやっぱり難しいのでしょうね。
幸せってなにか?にまで考えを巡らせてしまう~~。