日舞の発表会が近づいてきました
今回の発表会は 特別で
大衆演劇でも かなり有名なイケメン若手男優さんが
ゲストとして参加して下さるということで
事前の舞台稽古にも かなり熱が入って・・・
始めてやっと1年という私にも
容赦なく 厳しい言葉がとんできます
ここで 習っているのは
高校生 中学生が中心で
幼稚園児のころから10年続けているという大先輩たち
大人の方たちも
よそで習っておられて
ここでも 10年位続けておられる方ばかり
そして 私より 1カ月前に入った小学生も
私にとっては 姉弟子ということになります
芸の世界とはそんなものということになるのでしょうが
この状況は なかなか辛いものです
どんなときでも 小学生の後ろに控え
舞台に並ぶ順番もしかり
けれども
ある場面では
大人としての対応を求められ
控えていればいのか
前へ出ればいのか
迷うことばかり
対応を誤ったときの 冷たい視線はきついです
日本舞踊 そのものは
好きになってきました
不器用で
なかなか踊りの順も覚えられないし
足や手の使い方も ぎこちなく堅い
子どもたちのピアノの発表会のときは
偉そうにあれこれと注文をつけて
激をとばしてきたけれど
自分が舞台に立つ立場になって
なかなか大変なことだと気付いたのが
唯一の収穫でしょうか
でも
1曲を与えられて
踊ることで 自分の世界を表現できることは
とても楽しいです
以前 先生が
「踊りは 1つのドラマのようなもの
1曲で 何を表していくのか考えてください」
と おっしゃっていたことが
ようやく 最近 少し分かった気がします
<彼>が住む 映画やドラマや舞台を作り上げる世界とは
全くレベルの違う ちっぽけなものですが
その幾分の1かでも 感じられるのではないか
そんなことを思っています
仕事から帰ってから
大急ぎで 着物に着替え
お稽古に行く
あまりの覚えの悪さにうんざりして
「やっぱり この年から 新しいことを始めるのは無理」
お稽古の度に
今日は 「辞めます」と伝えよう
そう思いながら 続けてきたこの1年ですが
今は 少しでも長く
なんとか 続けて行けたらと思っています
この気持ちがいつまでもつかわからないけれども
無理しないで 楽しんでいきたいです
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